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みみ太郎、金曜の本日は休業でやんす(^^ゞ供給過剰の金曜にしてユキ積もりそうなら尚更ね(@_@)

きょうは夕方から積雪の可能性アリの
予報だから、まず、営業はしない!
そーでなくっても
金曜というのは、みみ太郎が
営業がバカらしいとおもってるしね(@_@)

元々、金曜というのは
このタクシー不況のトコへもってきて
都内で稼働するタクシーが多くなる日だ。

今のタクシーは特に都内の場合
稼げない業種ってことで
タダださえ、稼働率が落ちている。

そりゃあ、そーだ。
女房コドモを養うは
住宅ローンや教育費の重荷を
背負うはの
シロートがタクシー業界に入っても
年収なんか200万行くか行かないかの
「失業者にも見捨てられた業界」だから
そうそう、入ってくるヤツも少ないし
人事担当者にダマされて入ったヤツだって
そんな現状を体験して
ケツに帆ォかけて逃げ出すわな(@_@)

だから
慢性的に低い稼働率にあえぐのが
タクシー会社の常だ・・

ンで主力になるのは
年金生活者なんかのお気楽人種の
いわゆる「8勤・定時制」などの
バイト戦力でR。

んで、会社のほうも
「金曜は稼げるゾ」と煽るから
いきおい、金曜の都内は
出番を変更したヤツや
バイト戦力の連中で
タクシーの供給過剰となるのでR(@_@)
そーなりゃ、トーゼン稼げない(@_@)

そんな状況をワカッテない
タクシー会社の管理職ばっかなのも
ほんとアホばっかな業界ダネェと
苦笑する、みみ太でR^_^;

ジッサイ、稼働の少ない
土曜とか日曜のほうが
よっぽど稼げるのが現状だ。

さらに・・・
みみ太郎が、かつて雇われ運転手だった
つまり、タクシー会社の運転手だったなら

大雨とか大雪ってのは稼ぎ時だったから
喜々として水飛沫を上げ
そして雪道をドリフト走行しながら
バンバン稼いだんだけど

個人になってからは
まるっきり、休業をキメこんでる・・・

雪道にかんしては
都内で営業してて
イキナリ雪国へのお客様が
ご乗車になってもいーよーに
スタッドレスを遙かに凌ぐ性能の
圧雪路や凍結路に
対応できる
非金属の本体に
超硬金属のスパイクを埋め込んだ
高性能のゴムチェーンを積んでるが

ソレの価格は安売り屋でも
三万以上したし
そうそう何回も使ってれば
ダメになる代物だ。

一方スタッドレスタイヤを
つけてたって
雪で圧雪路になった時に
傾斜のキツイ、狭い建て売り住宅の
狭い路地の四つ角で
切り返していたら
どんな技術をもってしても
かならず重力にて
カド部分にクルマがガリガリするのは
いかんともしがたい(@_@)

ま、お客様が手ぶらで
身体頑強な方だったら
「この先はクルマを壊す
怖れありますんで
申し訳ございませんが
ここで下車お願いいたします」
ってな方法もとれるが
そんなときのお客様に限って
身体の不自由な方や
荷物イッパイな方ってなことが
多いしね(@_@)・・・

しかも、冬の間
スタッドレスタイヤのつけっなしも
けっこうキケンというか
事故のリスクを押し上げるのだ・・・

っていうのも
スタッドレスで乾燥したアスファルト路面で
急ブレーキかけると
凍結路に対応するために
とても柔らかい接地面が
「腰砕け」になって
制動距離が伸びる(@_@)

しかも、雨で濡れたアスファルト路面では
もっとスベる(@_@)

だから、みみ太郎は高性能ゴムチェーンを
トランクに搭載し、
普通のタイヤで冬は営業し
積雪や凍結の可能性ある日は
営業しないのだ(^^ゞ

おなじく、ゲリラ豪雨が
見込まれる天候もヤバイ・・・

大水のエリアでクルマが水没して
最悪、任意保険も利かないのに
営業車が全損ってコトもあり得る(@_@)

いずれにしても
雇われタクシー運転手の頃だったら
運転手の責任じゃないから
よしんば、過失があったとしても

だいたい、会社で始末書一枚かいて
事故した運転手が集められる研修会で
シオらしくしてれば一件落着だ(^_^)v

それに対して個人タクシーの場合は
積雪の狭い住宅街で
切り返しで地球の引力のせいで
ガリガリこすれば修理の数万円^_^;

ゲリラ豪雨で水没すりゃあ
サイアク、自腹で
新車を買い直しだからね(@_@)

ンなわけで、みみ太郎の場合は
個人タクシーになってからは
まぁず、大水や積雪の日にゃあ
営業はしないのだ・・・

雪道をドリフトで走る楽しみは
プライベートのマイカーか、レンタカーで
ドリドリ、クルクル愉しむのだ(^_^)v

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日本人にゃあ原発を持たせるのはムリだ!リスクから目ェそらす文化だからな(*_*)

都心の昼下がりに丸ノ内から永田町に
ご乗車いただいたときの会話だ・・・

このお客様、70代くらいで
どうも政治に関わってる匂いが
プンプンする・・・
もちろん、お客様が
会話を求めてこないかぎりは
みみ太郎は余計な話しかけはしない。

さいしょに、皇居前広場を
通りかかったときに、
お客様が、「ここは久しぶりだ」
とつぶやいたので
すかさず
みみ太郎が
「ここは『血のメーデー』の場所ですよね」
「ほう、運転手さん、よく知ってるね」
「いやぁ、私が生まれる何年も前ですがね」
このお客様、感心のご様子で上機嫌だ♪

コリャ、みみ太郎と社会観が似てそうだ♪

それからは会話が盛り上がった♪

この場所が
敗戦直後に食料を求めて
デモ隊が皇居に乗り込んだり
「朕はタラフク食っておるぞ
汝ら臣民飢えて死ね」なんて
プラカードの文言で騒がれて
戦前の「不敬罪」が取りざたされたり
警官隊が実弾射撃して
デモ参加者を射殺した
「血のメーデー」の地であること・・・
などなど、ケッコウわいわいと
車内の会話が盛り上がった♪

それから日本人の
リスク意識の話題になって・・・

「お客様、日本人って今もムカシも
キケンを予測できない民族でしょ」

「そりゃあ、原発だってズサンだからな」

「お客様、私はですね
日本人には原発持たせるのは
ムリだと思いますね」

「まぁ、最悪の事態を
想像したがらないからな」

「そもそも、シートベルトだって
してないとキップ切られるようになって
皆、するようになったし
私はバイクも趣味なんですが
死亡原因でアタマに次いで
多いのが胸部打撲なんですよね。
でも胸のプロテクターするヤツなんて
ほんとうに少ないんですよ」

「なるほどね、テメェの命に関わることでも
リスクをイメージできない
バカが多いってことか?」

「はい、だから、軍事とか防衛だって
もし、憲法9条って抑えがなくなったら
たちまちイスラエルみたいに
軍事行動が暴走するとおもいますね」

「日本の場合は国を守る軍隊だから
って脳天気なリクツに安住して
軍を規制する法律なんか作っても
軍の暴走を想定したりしねぇだろうな」

「ですから、原発なんかも
このまま持たせておいたら
そのうち、また、ズサンなリスク管理が
原因で今度こそ
どっかの大都市に
死の灰が降るでしょうね」

「たしかに軍備も原発も
日本人にゃあマトモな管理は、できねぇな」

「ホント、茨城の東海村の村長さんの
コメントどおり
『日本人に原発を持つ資格はない』
ですよね・・・・
なんで、日本人って、こうも
リスク管理に関して
ダメダメなんですかね?」

「そりゃあね、運転手さん
日本が原始時代から
アブナくねぇからだよ」

「え、危なくないって
どういう意味ですか?」

「だってね、自分が生活してる場所に
毎日のように猛獣がゴロゴロしてたり
ちょっと水を汲みに行ってる間に
猛吹雪が始まって遭難したりね、
もう、テメェの命のキケンに
怯えて暮らした場所のほうが
外国にはイッパイあるけど
日本は大昔っから
そんなキケンのない
ノンビリした環境の土地が多かったろ?」

「あ!なるほど!
だから日本人は、リスク想定が甘くて
真剣にリスクを考える人間が少数派で
多数派の脳天気どもに
『アンタは考えすぎ』って疎まれるんすね」

「ま、そのへんを、わきまえてないと
日本人は、いつまでたっても
変わらんだろうね」

「いや~~~お客様
私も、これで、ヒトツ、利口になりました」

やはり、このお客様、政治カンケイの
お方のようだな・・・

たしかに、日本人は太古の昔からの
リスク軽視の文化があるから
原発とか軍隊とか
アブナイものは持たせられねぇな(*_*)

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